16日(金)。昨日、夕食に「豚の生姜焼き」「生野菜とツナのサラダ」「舞茸の味噌汁」を作りました。せっかく作ったのに、すっかりペットロス症候群に罹った娘は、食べずに1日中寝ています。会社も休んでいます。早く立ち直ってほしいのですが・・・

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昨夜、サントリーホールで東京都交響楽団「第1032回 定期演奏会 Bシリーズ」を聴きました。プログラムは①ブラームス「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」、リムスキー=コルサコフ「スペイン奇想曲 作品34」、レスピーギ:交響詩「ローマの祭」です。演奏は①のヴァイオリン独奏=フランチェスカ・デゴ 、指揮=ダニエーレ・ルスティオー二です
ダニエーレ・ルスティオー二は1983年イタリア・ミラノ生まれ。世界中の主要なオーケストラ、オペラハウスで活躍している。これまでバイエルン国立歌劇場客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場音楽監督、アルスター管弦楽団音楽監督などを歴任。今年4月に都響首席客演指揮者に就任予定

オケは12型で 左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスといういつもの都響の並び。コンマスは水谷晃です
1曲目はブラームス「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」です。この曲はヨハネス・ブラームス(1833-1897)が1878年に作曲、1879年にケルンで初演されました
ヴァイオリン独奏のフランチェスカ・デゴは1989年イタリア生まれ。サルヴァトーレ・アッカルドに師事。2008年パガニーニ国際コンクールでファイナリストとなる。Wikipediaによると「2015年にルスティオー二と結婚」となっています。ということは夫婦共演ということですね
シンプルでエレガントな衣装で登場したデゴは、ルスティオー二よりも背が高くスラッとしていてびっくりしました
デゴのヴァイオリンは一音一音が明確で音量も十分あり、音がとても美しい。サポートするルスティオー二はオケをよく歌わせ、ドラマティックな演奏を展開します。第1楽章終盤のにおけるカデンツァは聴きものでした。ティンパニの連打に導かれてデゴのヴァイオリンが入ってきます。普段聴いているカデンツァとかなり趣が異なります。これはフェルッチョ・ブゾーニによるカデンツァです。独奏ヴァイオリンとティンパニとの軽妙なやり取りで演奏が進みますが、とても美しく聴きごたえがありました。第2楽章では冒頭のオーボエ・ソロが独奏ヴァイオリンの演奏に華を添えました。デゴのヴァイオリンは弱音でも明確な訴求力があります。第3楽章では愉悦感溢れる演奏が繰り広げられ、壮麗なフィナーレを飾りました
満場の拍手とブラボーが飛び交う中、カーテンコールが繰り返されました。デゴはパガニーニ「24のカプリース」より第13番「悪魔の微笑み」を軽妙洒脱に演奏、それでも鳴りやまない拍手にバッハ「無伴奏ヴァイオリン パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「サラバンド」を抒情的に演奏、聴衆のクールダウンを図りました

プログラム後半の1曲目はリムスキー=コルサコフ「スペイン奇想曲 作品34」です
この曲はニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)が1887年に作曲、同年サンクトペテルブルクで初演されました。第1曲「アルポラーダ」、第2曲「変奏曲」、第3曲「アルポラーダ」、第4曲「情景とロマ(ジプシー)の歌」、第5曲「アストゥリア地方のファンダンゴ」の5曲から成ります
オケは14型に拡大します。第1楽章の冒頭は活気に満ちた音楽が演奏されますが、オスティオー二は指揮台の上で踊っていました。随所で聴かれた水谷コンマスのヴァイオリン・ソロが素晴らしかった。全体的に色彩感溢れる音楽で、最後の第5曲ではルスティオー二がオケを煽り立て、アグレッシブな演奏が展開しました。フィナーレでルスティオー二はタクトを振りながら左に半回転しましたが、勢い余って危うく指揮台から落ちるところでした。先代の林家三平が見ていたら「いよ、落語者!」と声を掛けていたことでしょう(古い! 死語!)
最後の曲はレスピーギ:交響詩「ローマの祭」です。この曲はオットリーノ・レスピーギ(1879-1936)が1928年に作曲、1929年2月21日ににニューヨークでアルトゥーロ・トスカニーニの指揮で初演されました。第1曲「チルチェンセス」、第2曲「50年祭」、第3曲「10月祭」、第4曲「主顕祭」の4曲から成ります
2階正面のパイプオルガン席に奏者が、そのすぐ上手側にバンダのトランペット奏者が3人スタンバイします
第1曲は冒頭からバンダのトランペットが大活躍し、舞台上の管楽器との相乗効果により迫力ある演奏が展開しました。暴君ネロの残虐さが恐ろしく感じられる凄まじい演奏でした。第2曲以降も色彩感豊かな迫力ある演奏が繰り広げられましたが、最後の第4曲では 祭りの熱狂が目まぐるしく押し寄せてきました。前曲同様、フィナーレでルスティオー二は タクトを振りながら左に半回転しましたが、今度は見事に着地しました。審査員の皆さん、採点をお願いします 10点 10点 10点 10点 10点 合計50点でルスティオー二がトップに立ちました。現場からは以上です
満場の拍手とブラボーが飛び交う中、カーテンコールが繰り返されました
4月から都響首席客演指揮者に就任するルスティオ―二は、どうやら身体全体を使って指揮を執るのが特徴であることが 今回の指揮を見て分かりました🐯



