22日(金)。豊島区から「がん検診チケット」が届いたので、さっそく予約を入れました。肺がん検診(胸部X線検査と胸部CT検査)についてはNETで予約を入れましたが、胃がん検診については、今回はバリウム検査ではなく内視鏡検査(胃カメラ)の年なので、前回(一昨年)受診した巣鴨駅近くのAクリニックに申し込みに行きました。検査日を確定し、当日の注意事項の説明を受けました。その際、看護師さんから「現在服用している薬はありますか?」と訊かれたので、「ありません」と答えると、居合わせた3人の看護師が一斉に「すごい!」と驚いていました。どうやらシニア世代は何かしら薬を服用しているのが”普通”のようです。私は風邪でもひかない限り 薬は一切服用しないし、サプリメントやビタミン剤も一切のみません。とくにサプリメント類は習慣性があるので、一度のんだらやめられない恐れがあるので手を出さないことにしています。上記のほか「大腸がん」検診がありますが、これについては行きつけのクリニックで「検診キット」をもらってきたので、都合の良い時に検査して提出する予定です
🥄 🥄 🥄 🥄 🥄
昨日、夕食に「豚肉のチーズ巻き」「生野菜サラダ」「ジャガイモの味噌汁」を作りました。「豚肉~」はスライスチーズと細ネギを巻いています

♬ ♬ ♬ ♬ ♬
昨夜、サントリーホールで東京都交響楽団「第1044回定期演奏会Bシリーズ」を聴きました。プログラムは①ジョン・アダムズ「ナイーヴ・アンド・センティメンタル・ミュージック」(日本初演)、②アイヴズ「答えのない質問」、③ジョン・アダムズ「ハルモニウム」です。演奏は③の合唱=新国立歌劇場合唱団、指揮=ジョン・アダムズです
ジョン・アダムズは1947年アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。ハーヴァード大学で作曲を学び、1970年代にはサンフランシスコ音楽院で教鞭を執りながら指揮者としても活躍。米メトロポリタン歌劇場では彼の「ニクソン・イン・チャイナ」など5作のオペラが上演された

同じ現代音楽でもこうも違うか、と感じました。前日はカンブルラン指揮読響でウェーベルン、デュティユー、シン・ドンフンの曲を聴きましたが、聴衆はいつもの定期演奏会より少なく、いずれも緊張感を強いられる苦手な作品でした。それに比べ、この日の都響の公演はP席がコーラスで使用するため空席となっているものの、かなりの聴衆が入っていました。これは元々、読響よりも都響の方がチケット代が比較的安いので定期会員が多いことが大きな要因だと思いますが、現代を代表する作曲家ジョン・アダムズが(ミニマル・ミュージックの比較的分かり易い)自作を自身の指揮で演奏することが大きな要因になっているように思います
オケは16型で 左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつもの都響の並び。コンマスは水谷晃です
1曲目はジョン・アダムズ「ナイーヴ・アンド・センティメンタル・ミュージック」です。この曲は1999年に作曲されました。作曲者自身の解説によると、「ナイーヴ」と「センチメンタル」は一般的な解釈ではなく、1795年のシラーの論考「素朴な詩と感傷的な詩」における意味で用いているーとしています。が、解説を読んでもよく分かりませんでした
この作品は第1楽章「ナイーヴ・アンド・センチメンタル・ミュージック」、第2楽章「人間の母」、第3楽章「リズムへの連鎖」の3楽章から成ります
アダムズの指揮で演奏に入りますが、第1楽章ではフルートのソロが印象的でした。第2楽章では弦楽器によるアンサンブルが流麗に響きました。そして、第3楽章こそアダムズの本領発揮といった音楽です。リズム・メロディ・ハーモニーの3要素のうち最もプリミティブなリズムを基本とし、音色の変化を伴いながら同じフレーズが繰り返されるミニマム・ミュージックの魅力が最大限に生かされています
満場の拍手とブラボーが飛び交う中、カーテンコールが繰り返されました

プログラム後半の1曲目はアイヴズ「答えのない質問」です。この曲はチャールズ・アイヴズ(1874ー1954)が1908年に作曲、1930~35年頃改訂されました
P席にフルート3,クラリネット1がスタンバイします。後で分かったのはトランペットが2階の客席で控えていたようです。弦楽器は変更なしです。おやっ、と思ったのは新国立劇場の合唱指揮者・冨平恭平が指揮台の傍らの椅子に座り、アダムズの指揮の補助をしたことです。アダムズがオケを指揮し、冨平がフルートとクラリネットを指揮するようです
演奏のうち弦楽は「ドルイド(キリスト教以前に信仰されたドルイド教の祭司)の沈黙」を表し、トランペットは「存在に関する永遠の問い」、フルートは「答えを見つけようと躍起になる人間たち」を表しているとのことです
アダムズの指揮で演奏に入りますが、弦楽の静謐な演奏に乗せて、トランペットが「問い」を奏で、フルートとクラリネットが「人間たちの反応」を示すという対話が交わされる形で演奏が進みます。面白い曲だと思いました
アダムズはカーテンコールに応えましたが、指揮の補助をした冨平氏が無視された形になったのは良くなかったと思います。現代の偉大な作曲家であり指揮者だとしても、自身を支えてくれた冨平氏に対するリスペクトが欲しかったところです
最後の曲はジョン・アダムズ「ハルモニウム」です。この曲はサンフランシスコ交響楽団によるルイス・M・デイヴィス・ホール開館シーズンを祝して1980年に作曲され、1981年4月15日にサンフランシスコで初演されました。第1楽章「否定でしか表せない愛」、第2楽章「私が『死』のために立ち止まることができなかったから」、第3楽章「大荒れの夜」の3楽章から成ります
新国立劇場合唱団(女声46名、男声32名、合計78名)がP席にスタンバイします
アダムズの指揮で演奏に入りますが、この曲はまさにミニマル・ミュージックの魅力に溢れた作品でした。演奏を聴いていて、カール・オルフの世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」を思い出していました。都響のアグレッシブな演奏、新国立歌劇場合唱団の渾身のコーラスによって、現代の今を生きる人々のための音楽が立ち上がりました
満場の拍手とブラボーがステージに押し寄せ、カーテンコールが繰り返されました。ここで冒頭に戻ると、同じ現代音楽でこうも違うか、と改めて感じたコンサートでした🐯





