toraのCulture日記

クラシックコンサート、映画、読書の感想を書いています

シャルル・デュトワ ✕ 新日本フィルのベルリオーズ「幻想交響曲」の公開リハーサルを見学する ~ 妥協のない繰り返し演奏、弱音に注力を傾ける

23日(金)その1.わが家に来てから今日で3083日目を迎え、ロシア上院は21日、軍事行動に参加する受刑者の刑罰を免除する法案を採択した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     ワグネルが受刑者を集め尽くしたと思ってたよ さすがは犯罪国家ロシアの面目躍如

 

         

 

昨日、夕食に「揚げジャガと鶏肉の炒めもの」「生野菜サラダ」「冷奴」「シメジの味噌汁」を作りました 「揚げジャガ~」は新じゃがを使いますが、柔らかくて美味しいです

 

     

 

         

 

昨日、午前10時半からすみだトリフォニーホール新日本フィル「第650回定期演奏会」の公開リハーサルを見学し、午後7時からサントリーホールNHK交響楽団Bプログラム2日目公演を聴きました ここでは新日本フィルの公開リハーサルについて書きます

新日本フィル「第650回定期演奏会」は24日(土)と25日(日)の2日間開かれます 本番のプログラムは①ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、②ストラヴィンスキーバレエ音楽火の鳥組曲(1919年版)、③ベルリオーズ幻想交響曲」です この日は「幻想交響曲」のリハーサルの一部が公開されました

いつもの公開リハーサルは1階10列目(?)より後ろの席に自由に座ることができるのですが、この日は17列目より後ろの席となり、1階席のほぼ半分が空席となり、見学者は後方の席に詰めました

 

     

 

オケは16型で、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつもの新日本フィルの並び   驚くのはコンマス態勢です。トップがソロ・コンマスの崔文洙、隣がコンマス西江辰郎、その後ろに特任コンマスの伝田正秀、その隣がアシスタント・コンマスの立上舞といった総動員態勢で臨みます

シャルル・デュトワが上下黒のカジュアルな衣装で登場し、指揮台に上ります 指揮台の右斜め前には直径30センチはありそうな大きな丸時計が置かれています デュトワはこれを見ながらリハーサルを進めるようです 彼は指揮台に置かれた椅子に座って指揮をとります

デュトワの指揮で「幻想交響曲」第1楽章が開始されますが、冒頭からではなく、終盤の音楽から入りました 最初にフル・オーケストラで演奏し、止めて、弦楽セクションだけに演奏を求め、何回か繰り返し、次にチェロセクションだけに演奏を求め、何度か繰り返し、再びフル・オーケストラで合わせます 今度は木管楽器群だけの演奏に移ります。このように各セクションごとに集中的にリハーサルを行いました 結局、第1楽章だけに1時間15分かけました

第2楽章でも同様のやり方でリハーサルが進みましたが、この楽章には25分かけました 第3楽章は森さんのコーラングレと岡さんのオーボエとの対話が美しく響き、当初は順調に進みましたが、この楽章でも第1ヴァイオリンを中心に演奏しては止めて、やり直し、を繰り返しました。この楽章には20分かけました

リハーサルは途中で15分の休憩を挟んで正味2時間を費やしましたが 第3楽章までで、残念ながら第4楽章「断頭台への行進」と第5楽章「サバトの夜の夢」のリハーサルの見学は叶いませんでした

全体を通して感じたのは、①各セクションごとに演奏させて、あとで全体で合わせるスタイルを取り、その際、かなり細かく納得のいくまで繰り返し演奏させ、一切妥協がなかったこと ②とくに第1ヴァイオリンに細かい指示を出し、その際、弱音の表現に注力を傾けていたことです

繰り返しの演奏を通じて、オーケストラの音が磨き上げられていく様が目に浮かぶようでした

幸か不幸か、24日と25日のチケットは予定枚数終了とのことです 素晴らしいコンサートになると思います

(その2.に続きます)