21日(日)。toraブログの goo から HATENA への引っ越し作業は9月22日(月)早朝から開始することに決めました 引っ越し作業がどのくらいの日数がかかるのかは不明ですが、5日から1週間程度かかるようです したがって、22日から始まる週はgooでのブログアップがほぼ出来なくなるので、HATENAブログに記事をアップします 引っ越し作業が終わり次第、gooブログとHATENAブログの両方でお知らせします 過日お知らせしたとおり、
HATENAブログでのブログ名は「toraのCulture日記」
URLは「https://tora1310.hatenablog.com/」です。
なお、引っ越し作業中は何があるか分かりませんので、最悪の場合は両ブログとも記事をアップできないこともあり得ます。その際はX(旧ツイッター)「@tora76730618」に直接記事を書きますのでお含みください
ということで、わが家に来てから今日で3904日目を迎え、英秘密情報部(M16)は19日、ロシアなどで内部情報やテロに関する情報を得るためのスパイを募集する専用ポータルを開設した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

さすがは007を生んだ英国の諜報機関だ スパイ募集を堂々と公表してるし
昨日、第一生命ホールで「室内楽ホール de オペラ 林美智子の『フィガロ』!」を聴きました このシリーズはこれまで、「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョバンニ」のアンサンブル(重唱)を取り上げてきましたが、今回は「アリア」を取り上げています 出演はフィガロ=加来徹、スザンナ=迫田美帆、アルマヴィーヴァ伯爵=黒田博、伯爵夫人=澤畑恵美、バジリオ=西村悟、ケルビーノ=石田滉、バルトロ & 語り=池田直樹、マルチェリーナ & バルバリーナ=林美智子、ピアノ=川原忠之です なお、本公演の日本語台詞台本・構成・演出は林美智子です

歌劇「フィガロの結婚」はウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)が1785年から翌86年にかけて作曲、1786年にウィーンのブルク劇場で初演されました
ステージは下手にピアノがあるほかは椅子が6脚並べてあるだけで、極めてシンプルです 池田のナレーションによりストーリーが進行し、河原のピアノに乗せて歌手が歌い演技をし、ある時は客席の通路を歩きながらセリフをしゃべります

フィガロ役の加来徹は、第1幕のアリア「踊りたければ、伯爵さま」、「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」、第4幕のアリア「男たちよ、目を開け」を力強いバリトンで歌い、フィガロに成りきった迫真の演技力で存在感を示しました ストーリーの説明を省略するための、まるでカセットテープを早回ししたような超早口言葉(内容は意味不明)は圧巻で、会場の大爆笑を呼びました
スザンナ役の迫田美帆はこのシリーズ初登場のソプラノです 第2幕のアリア「さあ、膝をついて」、第4幕のアリア「さあ早く来て、愛しいひと」を美しい歌唱で歌い上げました あらためて思ったのは、このオペラは「フィガロの結婚」というよりも「スザンナの結婚」と呼んだ方が相応しいのではないかと思われるほど出番が多く、レチタティーヴォを含めて歌う場面が多いのですが、アリアらしいアリアはこの2曲しかないということです スザンナの場合は他の登場人物との接触が多いので、アンサンブル(重唱)での役割に重点を置いて作曲したのかもしれません
アルマヴィーヴァ伯爵役の黒田博は、第3幕のアリア「ため息をしている間に」を力強く歌い、演技にリアリティがありました
伯爵夫人役の澤畑恵美は、第2幕のアリア「愛の神さま、安らぎを与えてください」、第3幕のアリア「楽しい思い出はどこへ」を卓越したヴォイスコントロールで美しく歌い上げ、聴衆を魅了しました
バジリオ役の西村悟は、普段カットされて歌われる機会のない第4幕のアリア「若い頃は、まだ理性がそれほどに」をよく通るテノールで歌い上げました
ケルビーノ役の石田滉(いしだ きらら)はこのシリーズ初登場のメゾソプラノです 第1幕のアリア「自分で自分がわからない」、第2幕のアリア「恋とはどんなものかしら」を明快な歌唱で初々しく歌い上げ、拍手喝さいを浴びました
バルトロ&語り役の池田直樹は第1幕のアリア「復讐だ!」を迫力あるバスバリトンで歌い上げ、低音の魅力で進行役を務めました
マルチェリーナ & バルバリーナ役の林美智子は、第4幕のバルバリーナのアリア「失くしてしまった、困ったわ」、マルチェリーナのアリア「杜の山羊と牝の山羊は」を美しいメゾソプラノで見事に歌い分け、存在感を示しました 本公演の成功はこの人の企画と演出にかかっていますが、今回も存分に楽しませてくれました
陰の功労者はピアノの河原忠之です 歌手に寄り添いながら伴奏を務めたほか、時に歌手陣に加わりギャグをかまして喝采を浴びました 池田と二人で組んで、黒田と澤畑のジェスチャーに合わせて裏声でセリフを語る「人間腹話術」は大爆笑でした
本公演で何より良かったのは、出演者全員が”真面目に”ブッファに取り組んでいたことです ブッファは出演者がふざけて笑っていたらブッファになりません 真面目にやってこそ本当の喜劇性を発揮します
次回は来年9月の「室内楽 de オペラ・林美智子の『魔笛』!』」の予定とのことです このシリーズで「魔笛」は初めてですね。万難を排して聴きに行きます




今日は11時からミューザ川崎で「第62回 モーツアルト・マチネ」を、14時からサントリーホールで新日本フィル「第665回定期演奏会」を聴きます


